今日は以前にも書いた通り トレーニングコーチとして関わらせてもらっている 大学女子ラクロスの新チーム始動日でした。 今年の決め事(チーム内のルール)や 今後の方針、スケジュールなど 意外にも決まっていることが多く 運営が進んでいたのにビックリ。 まさか、ここまでやるとは思っていませんでした。 さすがは大学生。 やろうと思ったら、できるんですね。 トレーニングについては これから話し合っていこうということで同意しましたが 楽しみなチームになりそうです。 さて、そんな中 時間を見て話しかけてきてくれた一人の選手。 昨日までスキーを習いに行っていたと言う。 ジュニア(~中学生程度)の日本代表チームと一緒に練習をし アシスタントコーチのアシスタントをしながら スキーの技術も教えてもらっていたらしいのだが 少し興奮気味に話す。 小学校6年生の選手が試合を目前にしてケガしたんですよ。 で、コーチはあっけなく 『じゃぁ、アイシングして病院に行こう。 試合は無理だから。』 って言うんですよ。 けどね、その小学生の代表選手は 肩を落とすどころか、スグにアイシングして病院に行って 結局、やっぱりケガは思わしくなくて、試合には出られないと分かったんですね。 けど、落胆した表情もしない。 かと言って、スキーが嫌いだとかコーチが嫌いだとかいうこともなさそうで いつも一番最後まで練習している。 さらに、ケガした翌日には 健康な上半身の筋トレなんかしてるんですね。 その小学生のメンタリティーに驚いたらしい。 さらに続ける。 その子は、分かってるんですよ。 自分は何が良くて、何が足りないのか。 で、足りないものを一つずつ練習でなくしいく。 そうして、絶対的な自信をつけてるんですよね。 さらに、スポーツにケガはつきものだということも理解している。 だから、ケガをしても自分がすべきことを忘れずに 自分のすべきことから外れずに 次を目指して頑張れる。 ここまで言って 自分なりの結論を出した。 うちのチームに足りないのは 現状を把握する力とそれを克服したという達成感だと思うんですね。 「なるほどね。 スキーを通してそんなことを感じたんだ。 ラクロスが好きなんやねぇ。」 「みんなに、それを伝えてあげると良いと思うよ。」 スキーで見たことや感じたことから 色々と考え ラクロスとの関係点を見つけ出したのはスゴイと思う。 さらに、面白いかな、と思って 宿題を出してみた。 「けどさぁ、もう一つ共通してることがないかな?」 「どっちも、それだけでは食べていけやんってこと。」 「なんで、スキーやったり、ラクロスやったりするんやろね?」 さて、次に会うのが楽しみだ。
by norikihi
| 2005-01-06 19:59
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